――ユモト島―― かつてはミケツという狐の亜人と それを信仰する村人の住む清貧な島でした。 しかし、時の皇帝がミケツの持つという 不死の秘術を求め、ミケツを悪魔と認定し、 ユモト島へと侵攻を開始します。 ミケツは一度は帝国軍を退けましたが、 破魔のウァーリーの謀略によって、 ミケツは主力のキュウビを封印してしまいます。 そこを不意打ちされたミケツは一夜にして討伐され、 今ではミケツを見ることは出来ません。 ユモト島はウァーリーが治める帝国領となりましたが、 教皇庁はシキガミの研究をしたウァーリーを悪魔と認定し、 帝国はユモト島を帝国領ではなく自治区とし、 無期限同盟という体裁で支配下に置く事となりました。 ユモト島は火山島ですが、 数百年、火山活動は確認されてはいません。 湯元の名に恥じず湯量が豊富で、温泉が各所に点在します。 人間から野生の動物まで幅広く温泉に浸かるのは、 このユモト島を除いて他にありません。 島東部の温泉は飲泉に適したため、 富裕層向けの保養地としてスパリゾート開発が進んでいます。 一方、東部と泉質が違う西部では、 苔が多く混じった沼湯、泥湯、滝湯 といった稀有な温泉が見られます。 しかし、交通の便が悪い為、一向に開発が進んでいません。 なお、西部では悪戯好きな狸が多く出没するため、 夜間の一人での外出、混浴の温泉では注意してください。 また、山頂付近には危険な硫黄泉や放射能泉があるため、 入山は禁止、地元住民も近寄る事はありません。 ユモト島をリゾート地設定にしてしまったので、 ユモト島の基礎収入を+1、ユモト島西を−1した方がいいかもしれません。